当ブログでは「5歳児と家で遊ぼう!」をテーマに様々なおもちゃやゲームを紹介しています。
今回のお題は大型本の『ブロック玩具 ビルダーバイブル』の書評。
恐らく版権の問題で「ブロック玩具」と題されていますが、まごうことなきレゴ関連本です。
著者は有名ビルダー、さいとうよしかず氏。
今日から使える具体的なアドバイスが満載で読み応え抜群です。
ブロック玩具 ビルダーバイブル
表紙の勇ましいロボットが目を引く本書。
「ブロック玩具」と執拗に「レゴ」という表記を避けているのがそこはかとないパチもん感を醸し出しますが…内容はいたってまとも。
むしろ優秀。
表紙のロボの作り方をはじめレシピ的なものは一切載っていませんが、イマジネーションを形にする後押しとしてのテクニック&知識は満載です。
前半はレゴブロックの基礎知識や小ネタ集。
ある程度ブロック資産がある前提ですが、今日から使える小技が怒涛のように紹介されています。
たとえばここに「ロボットの手」の作り方のページがあるじゃろう。それが…
こうじゃ。
もうね、この凝りよう。
指が一体化しているものから武器を握らせられるものまで多種多様です。
双眼鏡を指に見立てるとか、その発想力はどこから来るのか…とにかく脱帽です。
そして後半はメインコンテンツ、各実力派ビルダーたちの作品例。
これが見応えありまくりで。
数例紹介すると
メカ・カメレオン
凄すぎて何がどのくらい凄いのか分からないレベル。
見れば見るほど細部へのこだわりが伝わってきます。
闇の獅子王
これがゾイドじゃなくてレゴだなんて…。
明日から何を信じて生きていけばいいんだ。
ガイアⅡ
グリプス戦役後期のモビルスーツを彷彿とさせるフォルム。
もはやレゴって言うよりガンプラです、マスタ―グレードです。
とまあ全作こんな感じ。
「よく作るなこんなのー!!」と感心しつつ悶絶せざるを得ない超カッコいい芸術作品がオンパレードです。
しかもこれらの作品を各々ピックアップし、製作途中の状態なども交えつつこだわりポイントを具体的に紹介しているので勉強になることなること。
レゴのブロック数は増えてきたけど、思うように作風が広がらなくてマンネリ…。
そんな方が一段階壁を越えて次のステップに進むために是非手に取って頂きたい一冊です。
なお紙媒体でもたやすく手に入りますが、電子書籍版(Kindle版)の方がお安いのでそちらがおススメ。
アイデアをカタチにする!ブロック玩具ビルダーバイブル 組み立ての基本からオリジナル作品づくりまで
まだまだあるよレゴ製品
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